事故物件に引越し…!?見極めて快適に暮らそう。

安物件を見付けて思わず飛びついてしまったけれど、ふと事故物件だったらどうしようと心配になってしまうことってありませんか?
物件の良し悪しを自分で見分けるにはどうすればいいのでしょうか。
物件を選定する際にチェックしておくための、いくつかの見極めポイントがあります。
見極めポイントをちゃんと押さえて内見したりリサーチしたりすれば、事故物件か否かを事前に知ることは可能です。また事故物件であったとしても、その物件がなぜ事故物件なのかちゃんと把握し、リスクがないのであればお得に暮らせますよね。
そこで今回は、内見での見極めポイントをご紹介します。


――事故物件とは?――――――――
そもそも事故物件とはどんな物件を指すかご存知ですか?
大きくわけて、物理的瑕疵物件心理的瑕疵物件の2つがあります。
「物理的瑕疵物件」…シロアリ被害や雨漏り、地震や地滑り被害などの物件そのものに住宅として欠陥があるなど、物質的・物理的に何か問題があり、物件に対するマイナスイメージとなりうる要因のことをいいます。
「心理的瑕疵物件」…主に殺人などの他殺や自殺、火災などの刑事事件に該当しうる事柄や事故が原因で居住者がその物件内で死亡したものを指します。
広義には近隣に暴力団関係者が居住する、以前に事故物件に該当する事件が特に無いにもかかわらず心霊現象などが原因で住人の定着率が極端に悪いなど、前居住者の安否には直接該当しない案件も含まれうる事に注意が必要です。


――告知義務とは?――――――――
瑕疵物件に関して、不動産業者は借り手に対する説明義務を負い、民法96条1項で
『告知義務違反』が規定されています。 不動産業者は、顧客に聞かれた場合は説明しないといけません。ですので、少しでも不安に思った時や怪しいなと感じた時は遠慮せず単刀直入に聞いて確認しましょう。
万が一嘘をつかれても、のちに事故物件だと判明した場合には、契約金を返してもらい契約解除できます。
ただし、事故が起きた次の入居者には『告知義務』は発生しますが、それ以降の入居者には『告知義務』は発生しないのでご注意ください。




――事故物件の見分け方――――――
事故物件にはきちんと告知をして家賃を下げて貸し出すパターンと、告知をせずに家賃を下げないパターンがあり、伝えるタイミングも不動産業者によってさまざまなので、注意が必要です。
もし、事故物件や訳あり物件をどうしても避けたいのであれば、新築以外に選択肢はありません。新築以外で物件に事故などがあったかどうかをチェックする1番確実な方法は“ご近所さんに話を聞く”ことです。何らかの反応があるハズです。
その他、事故・訳アリ物件の見極めポイントとしては以下に注目してみてください。

<見極めポイント
・家賃が相場より3割以上安い
不自然に安い場合は、事故物件の可能性が高いことが否めません。
3割以上も安いとなるとチェックが必要です。
不動産業者のなぜ高いのか、その理由をしっかり聞き出しましょう。
ごまかすようであれば眉唾もの。チェックをおこたらないように。
・部屋の一部分だけが新品になっている
フローリングや壁・畳の一部、浴室など、限られた箇所が新品になっている場合は要注意です。通常、リフォームをかける場合は、全体を新しくする場合がほとんどです。
なぜ一部の修繕なのか、確認をしましょう。
・マンション名や外壁の色が以前と変わっている
事件や事故がテレビのニュースなどになってしまったため、見た目を変えている可能性があります。心配な方は、過去の建物名や外壁を辿ってみて確認しましょう。
・営業マンがやたらと勧めてくる
強引なセールスには不信感を感じますよね。早く入居者を決めたくて焦っている場合もあるので、事故物件なのか否かストレートに聞いて、確認することをお勧めします。


――事故物件のデメリット―――――
安さに飛びついてしまって後悔あとに立たず…ということにならないためにも、デメリットをしっかり理解した上で物件を決めましょう。
《デメリット@》仕事や健康に不具合が生じると物件の影響かと疑ってしまう
《デメリットA》事件、事故を知っている近所の人から好奇の目を向けられる
《デメリットB》事故物件に住んでいることを知人に話すと若干引かれてしまう
《デメリットC》霊感の強い友人は遊びに来ない
《デメリットD》自分の家が『事故物件公示サイト』に載ってしまう可能性がある


『事故物件が掲載されている大島てるさんのサイトで遊び半分で調べてみたら、住んでいるところが事故物件だった。 すでに2年住んでいるが特に何もない。』
『とにかく家賃が安いところに住みたかったので、あえて事故物件を選んだ。2か月前に女性の首吊り自殺があった部屋だが特に何も起きてない。』など、体験談もさまざま。
仕事や健康など生活する上で、あなた自身が不具合を感じないのであれば、事故物件だからといって格安物件を敬遠する必要は必ずしもありません。
あなたが、その物件の背景をちゃんと理解し、納得して選ぶのであれば、お得な物件だと言えるでしょう。
事故・訳アリ物件を見抜けば、家賃交渉の材料にもでき、場合によっては立地条件も建物も良い物件を格安で賃貸できるかもしれません。
物件選びにおいては、「知らない」ということがネガティブなのです。事前に理解し納得できたら、ネガティブもポジティブに変えて捉えることができますので、気になることはどんなことでも不動産業者に単刀直入に聞くことが、納得の物件選びをするためには大切です。

参考サイト
事故物件 - Wikipedia
事故物件・訳あり物件を理解して、お得な物件を借りよう【引越し料金LAB】
大島てる CAVEAT EMPTOR: 事故物件公示サイト

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